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症例研究

MOZART GSTが脳神経系デフォルトモードネットワークに及ぼす影響

​一般財団法人 UNI H&H大学院 上田悠貴

​中野脳神経外科クリニック

MOZART GSTが脳の扁桃体、デフォルトモードネットワークに影響しているかの検証を実施するために中野脳神経外科クリニック副院長の中野医師、奥田臨床検査技師の管理のもと、脳のfMRIを用いて、ヒト臨床試験の実施、データ採取、データ解析を行いました。​

デフォルトモードネットワークは瞑想の研究などで論文数も増えてきて、活性値が下がると疲れにくい脳や体に変化することが理解されています。

成人男性1名に対して、MOZART GSTを聴いている状態と聴いていない状態のビフォー&アフターで行いました。扁桃体、デフォルトモードネットワークの働きを計測するために内側前頭野で解析しています。

結果はMOZART GSTの試聴後、左扁桃体のネットワ ーク結合性の変化は非常に小さかったが、右扁桃体には変化があったことが確認されました。また、左海馬と右海馬のネットワーク結合性はそれぞれ低下していた点については、情動記憶が薄れている可能性が示唆されました。

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