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​理論について

脳は快か不快の2パターンでしか反応しません。

快の良い習慣になっている状態は、自律神経の交感神経と副交感神経のバランスが整っていて、神経伝達物質の幸せホルモンのセロトニンが腸から分泌されます。

日中のセロトニンは夜になると良質な睡眠を促すためのホルモン、メラトニンに変わり、オキシトシンが分泌されます。

37兆個のヒト細胞の修復(新陳代謝)が起こります。これはノンレム睡眠時に起こると言われており、この時の脳波はデルタ波、純粋意識と繋がっているときに細胞コミュニケーションが起こるとされています。

不快の悪い習慣になっている状態は常に情動ストレスにさらされていると定義できます。

​埼玉医科大学短期大学 名誉教授の和合治久理学博士によると、ほとんどの病気の原因は慢性ストレスによって自律神経のうち、交感神経優位のアクセルが全開に振り切っている状態が慢性的に続いた結果であると言われています。

副腎皮質ホルモンのCRF、過剰なコルチゾール、アドレナリンが(副腎から分泌)過剰になり、交感神経優位から眠るための副交感神経にも切り替わらず、その結果、不眠症にもなり、新陳代謝も起こらないので、頭痛や吐き気などの不調の状態が続くと考えられています。

​ストレス耐性ホルモンのコルチゾールは酸化ストレスとも呼ばれており、過剰に分泌されると、ガンなどの大病を招く生活習慣病の原因とされる活性酸素(スーパーオキシド・ヒドロキシラジカル)の過剰発生も引き起こします。昨今は原因不明の1%の病気は副腎疲労と言われており、副腎疲労改善のアプローチとしても研究が進んでいっています。

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今は2人に1人はガンになる時代です。もともと元気な方でも1日に約5000個のガン細胞ができると言われています。

37兆個の細胞の1つ1つにミトコンドリア細胞という新陳代謝に必要なATPエネルギーを生成している工場があり、このミトコンドリアは正常な細胞ががん細胞になれば自滅させるアポトーシスを制御しているため、この機能が正常に働いていればガンにはならないと言われています。

​ATPは1日50~100キログラム生成されて消費されていますが、体内に貯蔵することはできず、即時エネルギーに変換されます。

また昨今はオートファジーの研究が進んできており、健康長寿の視点で老化を防ぐことができる、老化自体を病気とらえる概念も出てきています。

老化と関係しているテロメア遺伝子とサーチュイン遺伝子は関係していると言われています。

しかしながら、交感神経優位でコルチゾール過剰に反応して、活性酸素のスーパーオキシド、ヒドロキシラジカルがミトコンドリアDNAを攻撃し、ミトコンドリアがアポトーシスの指令を出せなくなると、ガン細胞は自滅できずに、他の細胞を傷つけたり、増殖すると考えられています。

酸化ストレスにより、細胞ミトコンドリアが傷つき、そしてオートファジー機能も低下し、新陳代謝

学説によりますが、ガン細胞が1mmになるまで約9年、1㎝に成長するまで約15年かかると言われています。​生活習慣を快の習慣に変えることにより、未病改善から病気にならない意識習慣の生き方ができると私たちは考えています。

自律神経(交感神経・副交感神経)は人が自らの意思でコントロールできない不随意神経であり、交感神経は0.2秒で働くのに対して、副交感神経に切り替わるのは5分程度かかると言われています。

​自律神経のコントロール中枢は脳の視床下部です。

視床下部・脳下垂体から、快・不快に関するホルモンが分泌されますが、快のホルモンオキシトシンが分泌されていたらストレスホルモンは抑制され、不快のホルモン(ストレスホルモンのコルチゾール分泌因子であるCRF)が出ていたらオキシトシンは抑制される、つまりどちらか一方だとされ、この視床下部に指令を出しているのが扁桃体であると考えられています。

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この扁桃体での情動に関わる情報の処理結果は、まず自律神経機能とホルモン分泌の中枢である視床下部へ伝えられ、自律神経反応を引き起こして心臓の拍動が早くなり胃腸の動きも変化します。

恐怖を引き起こすような刺激を受けたときは、同時に扁桃体から中脳へ情報が伝達され、すくみ上がるといった行動が引き起こされます。更に、扁桃体からは、大脳の帯状回や海馬のような大脳辺縁系へ刺激が伝わり、長期的な記憶にも大きな影響を及ぼします。

 

このように、扁桃体には原初的な情動に関連した記憶が蓄えられ、この記憶と関連した情動刺激がやってくると記憶が引き出され、感情的ならびに身体的な反応が強く引き起こされます。​

習慣は意識であり、私達は意識を変える方法として、情動、扁桃体に着目しました。

脳の快のA10神経(ドーパミン作動性神経群の1つ)の機能について詳しく理論立てられた林成之医学博士によると、扁桃体は「気持ちが生まれる場所」で、感情・情動とも密接につながっているといいます。

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最先端の研究では新たな知見が開かれてきてはいますが、ここではポール・マックリーン博士の脳の3重構造の理論をベースにしています。

脳は大脳新皮質、大脳辺縁系、脳幹(脊髄)3層で構成されていて、扁桃体は大脳辺縁系に存在します。

小脳研究の世界的権威の生理学者、伊藤正男博士の理論によると、脳は9つのブロックで構成されており、5つのコントローラー(制御装置)と4つのレギュレーター(調節装置)があるとされています。

交感神経優位になると、コルチゾールが分泌されて扁桃体が悪影響を受けるということは証明されています。伊藤正男博士によると、扁桃体が委縮すると感受性がなくなり、綺麗なものを見ても綺麗に感じない、汚いものを見ても汚いと感じないと言われています。

脳をコントロールしているのは、脳幹~脊髄だと言うことが理解されており、脊髄に反射、情動が組み込まれていることが研究として理解されてきました。

5つのコントローラー(制御装置)

・感覚連合野(高次メンタル 想念・言語)

・感覚運動機能(外から得た情報を脊髄・脳幹よりも精密分析)               

・生得的行動(本能 報酬系)↓ 脳幹・脊髄            

・複合運動(複雑運動)

・反射(100種類)

 

※脳の働きではなく、脊髄と脳幹で起こっていることがわかってきた

4つのレギュレーター(調節装置)

・睡眠・覚醒(頭を休めて情報を整理する)

・小脳(脳幹と脊髄の制御装置に繋がって適応性を与える)運動を学習し熟練することを助ける働きがある

・大脳基底核(脳細胞がバラバラにならないように制御している)

・大脳辺縁系(価値判断の切り替え)

​モーツァルトの音楽は背骨(脊椎)にアプローチすることが可能

この情動をコントロールして扁桃体を快にしていくにあたり、脳をコントロールしている脊椎にアプローチするために、フランスの耳鼻咽喉科医で耳のアインシュタインと呼ばれているアルフレッド・トマティス博士のトマティス理論を応用しました。

​トマティス博士は、背骨は楽器であり、各部位と対応(共鳴)する周波数があることを示したトマティス理論を提唱されました。トマティス理論はフランス医学アカデミーに登録されています。

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人間が聴きとれる音の音域はおよそ15Hz~20000Hzと言われており、20000Hz以上の音は耳では直接聞き取れず、超音波の振動として全身の細胞(ミトコンドリア含む)に響いているとされています。

トマティス理論のポイントは以下の3つです。

・聴きとれる周波数しか、声に出すことはできない

・脳のエネルギーの90%は聴覚から供給している

・耳は高周波を脳のエネルギーとして変換するように作られている

トマティス博士は、モーツァルトの音楽が8000Hz以上の高周波の倍音やf/1ゆらぎが多く含まれていることに着目し、生涯をかけてモーツァルト音楽について研究されました。

モーツァルトは8000Hz以上の音域が聴きとれる純粋無垢の状態のまま大人になったと言われており、そのモーツァルトが作曲した音楽は高周波の倍音(音の厚み)が多く含まれていて、比肩する音楽家は他にいないとトマティス博士は言っています。

​また、私たち研究チームに関わってくださっている埼玉医科大学短期大学名誉教授の和合治久理学博士は約30年間、トマティス理論をベースにモーツァルトの音楽の周波数を解析されて、4000Hzが脳の延髄にスイッチして副交感神経に切りかわるということを発見し、論文として世界に発表されました。

UNI H&H大学院・創業者の伊禮氏が提唱された10の12乗~15乗の光テラヘルツ周波数帯域が意識の周波数であり、音を10の12乗~15乗にすると意識に働きかけることができるとして、超倍速聴音源を開発されました。

ウィスコンシン医科大学名誉教授、高橋徳医師によると、気エネルギーの周波数音域はテラヘルツであり、宇宙から螺旋で降り注いでいるとされています。

高橋徳医師は西洋医学と東洋医学が融合した統合医療を推進されていますが、鍼灸のツボの研究から、気エネルギーを受け取るアポクリン汗腺が発見され、その分子構造は珪素であると考えられるといいます。

​珪素の周波数(振動数)帯域は1テラヘルツと言われており、ミトコンドリアにも珪素と関係性があると考えられています。骨もカルシウムとコラーゲンではなく、珪素が原子転換しているという理論も少しづつ理解されてきています。

超倍速音源はエミール・クーエの自己暗示療法を使用しています。

​和合治久監修のモーツァルト音源と約19000倍~100000倍速で細胞に働きかける音源を組み合わせて、24時間かけ流すだけで無意識・情動を抑えて、意識改善を促す音源として開発しています。​

​モーツァルト音源監修 和合治久
​埼玉医科大学短期大学 名誉教授理学博士

和合治久理学博士監修の高周波モーツァルトの音楽には4000Hz以上の高周波と自然界に多く見られるゆらぎのリズムが豊富に含まれており、それが脳波や自律神経を整え、病気の予防や身体の不調を改善する作用があることが分かっています。​近年注目されている未病予防の分野では、安価で副作用がなく持続可能性があり、身体の免疫を正常に保ち、なおかつ心身の不調を改善する作用がある音楽セラピー「モーツァルト音楽療法」として科学的に効果が認められています。

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​アファメーション創始者 
エミール・クーエ療法

フランスで活動した自己暗示法の創始者。ロレーヌ応用心理学会会長。

パリ薬科大学で化学を修め、フランスのトロワで30年間薬剤師をした後、ナンシーで自己暗示法(クーエ療法)による診療を始めた。彼の教えはノーマン・ヴィンセント・ピールやクレメント・ストーンなど多くの自己啓発の大家によって活用された。やり方は「日々あらゆる面で私はますます良くなりつつあります」と日頃から心の中で唱えるだけである。

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